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快適な注文住宅づくりのために。

気持ちのいいリビングとは?

 今回は注文住宅をつくるにあたって、重要視する方の多いリビングのお話です。注文住宅をつくるにあたってどんなリビングが考えられるか?私たちスタジオウエストの考えるリビングのあり方を書いていきます。


リビングに求められる性能とは?

 リビングのような居住スペースには大分すると2つのことが求められると考えています。

 

 まず一つ目は暖かさや涼しさ、静けさといった断熱性能と制音性能、遮音性能などです。

 

 これらは壁や開口部を適切に設け、断熱材や遮音材を適切に施すことによって達成できる建築物の物的な性能です。リビングは住宅において主要な居住スペースですので、快適性が求められます。

 

 二つ目はリビングという部屋のあり方です。デザインと言い換えてもよいかもしれません。リビングの大きさや天井の高さ、壁や天井の色、素材などは使うひとや訪れるひとにとって、その住宅の印象を左右する重要なものだと考えています。

 

 今回は二つ目のリビングとしてどのようなあり方がよいのか?というお話を中心に私たちスタジオウエストの作品を例に解説を交えて進めていきたいと思います。


中心をつくり個性的なリビングにしつらえる。

作品例「White & Rose」

中心をつくったリビング

 対面式のキッチンにダイニング、リビングを備えた「White&Rose」はLDKに「中心」をつくりました。

 

 埼玉県に建つマンションの一室をフルリフォームした作品です。プランは南西側にベッドルームとリビングダイニングキッチンを配置した、シンプルな1LDKです。 他のマンションとの差別化をし、個性を出すために「アクセントウォール」をリビングの中央につくっています。

 

 住宅やマンションの壁には一般的にビニルクロスが普及していますが、このアクセントウォールには天然の木を用いた練り付け合板(突き板ともいいます。天然木を薄くスライスして貼り付けた物です。)を採用しました。

 

 白を基調とした室内に濃茶のアクセントウォールをつくることで、目を引くデザインにしています。


高さに変化を加え広がりを感じるリビング。

作品例「House H」

高さに変化を加えたリビング

 埼玉県に建つ個人の戸建て住宅「House H」は高さに変化を加え、広がりを感じるリビングをつくりました。

 

 戸建ての住宅がマンションと違うのは、階の高さが決められていないことです。そのため室内の天井高さをある程度自由に変化させることができます。

 

 この作品では屋根の勾配を利用して天井の高さに変化を与えました。 最大の天井の高さが3.5m、最小の天井の高さ2.35mでその差が1.15mの勾配がかかった天井としました。

 

 「House H」のリビングダイニングキッチンは約14畳ですが、この勾配天井により実際の広さよりも広がりを感じ、気持ちのよいリビングにすることができました。


ルーフバルコニーとリビングを一体的につなげる。

作品例「Two for One」

ルーフバルコニーと一体にしたリビング

 「Two for One」はすでに埼玉県に建っているマンションをの一室をフルリフォームした作品です。通常のリフォームと異なるのは、2つだった住戸をつなげて1つの住戸にした点です。

 

 元々2DKだった一つの住戸をリビングダイニングキッチンにリフォームし、もう一つの住戸を個室としてリフォームしました。

 

 「Two for One」はマンションの住戸約24畳を丸ごと一つリビングにリフォームしているため大きく、広々としています。

 

 そのリビングをさらに開放的にしているのが、大きなサッシを介して一続きにつながるルーフバルコニーです。もともと鉄筋コンクリートの壁だった部分を大きく開口し、サッシを取り付けました。未利用だった屋根をデッキとして利用しています。

 

 春から初夏にかけて窓を開け、ルーフバルコニーをリビングの続きとして使うことができます。見た目にも開放感があり、気持ちのよいリビングです。


 今回のコラムでは気持ちのいいリビングのつくり方について、3つの作品例を挙げてきました。人には個性があり、考え方も千差万別です。建築やデザインの条件もその都度異なります。ぜひご自身の考える注文住宅づくりの参考にして頂ければと考えています。

 

(最終更新日 2018/04/23)

(作成日 2014/12/25)

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