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注文住宅ができるまで。施工編-2

構造躯体工事

 和歌山県の木造注文住宅"HouseT"の工事記録をまとめています。住宅の建築工事がどのような流れで進んでいくのか、どのような建て方をされるのかを数回の記事に分けてまとめています。基礎工事が完了し、次は地上部分の構造体の工事です。木材を組み合わせて建物をかたちづくっていきます。

 works"HouseT"作品紹介 

 基礎工事の記事

 外装仕上げ工事の記事

 内部仕上げ工事の記事


柱、梁の加工

 建物をかたちづくり風や地震に耐える重要な要素が「構造躯体」です。"House T"は地上部分の構造躯体に「木造」を採用し風等の外力を木造部分で受け、同じ構造躯体である基礎へと伝え、地盤に逃がします。

 

構造体の記事

 

 最今の住宅の木造構造躯体は、専用の木材加工工場での機械による加工が主流です。ですが"House T"の場合は大工さんが柱と梁、一本一本を手で加工しました。

注文住宅:製材前

 製材前の木材。

注文住宅:柱梁加工

 一本一本を手で加工しています。

 

 工事を担当した工務店がもともと木材問屋だった強みを生かした、今では非常にめずらしい仕事です。

 そのため"House T"は手仕事を生かした繊細な仕上げを実現できました。


土台

 柱と梁を組み立てる前に基礎に「土台」を据え付けます。

注文住宅:土台据え付け

 コンクリートの基礎の上に横たわる木材が「土台」です。土台と基礎はアンカーボルトという金物でしっかりと緊結します。


建て方、上棟(棟上げ)

 据え付けた土台の上に加工した柱を立て込み、梁をかけていきます。これを建築現場の専門用語で「建て方」と呼びます。

注文住宅:上棟1

 

注文住宅:上棟2

 柱と梁が組み上がると上棟(棟上げ)です。住宅の骨格ができあがりました。


金物の取り付け

 上棟した木造構造躯体に金物を取り付け、柱と梁を緊結します。地震や風の外力による柱や梁の脱落を避ける重要な工程です。

注文住宅:金物取り付け1

 

注文住宅:金物取り付け2


屋根

 屋根の板材を留めつける線材(垂木といいます)を取り付けます。

注文住宅:垂木

 垂木の上に構造用合板という板材を釘でしっかりと留めつけます。

注文住宅:屋根

 屋根面。一面に敷かれた板材が構造用合板です。構造用合板は現在主流となっている材料で柱と梁、または梁同士を強固に固定しゆがみにくくします。


耐力壁

 壁にも構造用合板を貼ります。

注文住宅:耐力壁

 構造用合板を貼り、風や地震の力に対抗する「耐力壁」を形成します。

 

 柱と梁を組み立て、屋根と2階の床面、耐力壁をつくれば構造躯体工事の完了です。

 

(作成日 2018/05/02)

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